京都市バスに「最年少19歳の運転手が誕生!」規制緩和で実現(乗りものニュース)
若い力が、人手不足の業界に風穴を開けられればいい。
動機がいいではないか。
修学旅行で、親切にして貰った運転手に憧れ、
自分も同じようにしたくてこの仕事を選んだ。
その運転手、彼にとってのレジェンドは、子供の将来を決めてしまうほど、
プロ意識に徹した仕事をしていたのだろう。
どうせするなら、人に感動を与える仕事がいい。
19歳と言えば、
とりあえず大学に行けば、その先の道が開けるとばかりに、
遊学する若者が多い中、
自身の憧れに、就職を選ぶ道に男気を感じる。
それは仕事だから、長い間にはいろいろあるだろう。
思い通りにはいかず、人間関係で悩むこともある。
しかし、おかれた場所で咲けない人は、
どこへ行っても咲くことはできない。
仕事とは、生活の糧を得る場であると同時に、
人生に必要な事柄を体得する場でもある。
職場は、人生の学校である。
その昔、京都大学出身であり、雄弁で頭脳明晰な故大島渚監督は、
自身の学歴を卑下する、夫人で女優の小山明子氏にこう言ったという。
「君は、映画という学校で、立派に女優を学んでいるではないか。
学歴を気にすることはない」…と。
再度言う。
職場は、人生の学校なのである。
給料をもらいながら、学んでいるのである。
私が心の安らぎを覚える、京都の路線バスに配属された若きドライバー。
観光で彼の地を訪れた際には、
是非とも、彼がバス会社という学校で、
ドライバーを勉強している車に乗車してみたい。
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