Archive for 1月 2016

<違法長時間労働>助長容疑で逮捕

<違法長時間労働>助長容疑で日本語学校理事長ら逮捕 福岡(毎日新聞)

こうした外国人留学生に対する、
違法長時間労働の助長は、かなり悪質である。
しかし、逮捕容疑は「労働基準法」ではなく、
「出入国管理法」違反(不法就労助長)容疑であることを、
しっかり押さえておきたい。

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“求人票と違う”と、会社を告訴

徹夜後に事故死“求人票と違う”と告訴状(日本テレビ系(NNN))
求人票に記載された内容と、実際の労働条件が異なったとしても、
すぐさま「法令違反」にはならない。
労働条件の決定は、その後に結ばれる、
求人に応募してきた人と、
会社との労働契約の内容による。
よって、その労働契約と、勤務実態の乖離について、
使用者側の不法行為を考えていくことになる。
しかし、求人票についても可能な限り、実態に即した内容にした方が
その後のトラブル予防になることは言うまでもない。
労働契約は信義誠実に即して行わなければならないのは当然である。

…これが通説であるが、今回の刑事告訴の根拠としてあげているのは、
求人票の内容と、実際の労働条件があまりにかけ離れ、異なる場合の罰則規定である
職業安定法第65条第8号だ。
すなわち、
「虚偽の広告をなし、又は虚偽の条件を呈示して、職業紹介、労働者の募集若しくは労働者の供給を行つた者又はこれらに従事した者」は、
6カ月以下の懲役または30万円以下の罰金に処せられる。
死文化している同条で、「ブラック企業」を起訴することができるか?
失われた若者の尊い命と、ご遺族の無念に、法はどこまで応えられるのか、注目したい。

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「ブラックバイト」に、正しい教育を

ホテルの食器洗い場流しで入浴、写真ツイート 登別温泉(朝日新聞デジタル )

またしても、ブラックバイトの「悪ふざけ」である。
バイト先のホテルの調理場で、シンクを風呂に見立てて入浴し、
その写真をツィートする。
「悪ふざけ」で済めばよいが、企業の信用問題に直結する悪行である。
過去にも同様な愚行がメディアで取りざたされたが、
その教訓が、まったく生かされていない。
幼稚な発想と、無意味な自己顕示欲。
例えバイトでも労働者には変わりなく、
労働の対価が支払われている以上は、
その業務につき、プロであることの自覚が欠落している。
家庭の教育もさることながら、
社会が教育を徹底しなければならない。
派遣会社におけるモラル教育の在り方が、
大きく問われることも否めない。

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「沖縄」で「雪」

沖縄で雪はあり得る

今、日本列島はすっぽり寒気に包まれている。
さながら、大型冷蔵庫にすっぽり入ってしまったような感じだ。
全国各地で大雪が予想されており、
積雪への備えを万全にしなければならない。
そのような折、テレビでおなじみのお天気キャスターが、
沖縄での積雪を思わせる発言をしている。
南国、沖縄に雪。
季節は冬とはいえ、完全にミスマッチだ。
子供達はうれしいかもしれないが、
雪への備えを知らない「島人」はさぞ困惑することだろう。
予想が当たるか、外れるか。
当たるも八卦、当たらぬも八卦。

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安全は『マスト項目』、費用削減は『ウォント項目』

軽井沢バス転落、阿部真理絵さんの父が思い語る(TBS系(JNN))

最愛の娘を不慮の事故で無くし、
憔悴した父が社会に警鐘を鳴らす。
今回の事故は、日本社会共通の問題であり、
起こるべくして起こった事故である。
したがって、根本的な問題解決がされなければ、
いつまた同じような事故が発生し、新たな犠牲者を生むかわからない。
事実、都内でも観光バスの事故で少なからずの人が負傷された。
市場競争による価格の低下を是認することなく、
社会は何が正当な価格であるかを絶えず監視しなければならない。
「優先順位を間違えないこと、安全は『マスト項目』であり、費用削減は『ウォント項目』であることを…」
ご遺族の心の叫びが頭にリフレインする。
二度と、痛ましい事故を起こしてはいけない。
合掌

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無傷12連勝!3横綱撃破

琴奨菊 無傷12連勝!3横綱撃破 見えた10年ぶり日本出身力士V(スポニチアネックス)

国技であるはずの大相撲であるが、
いつしか日本人の横綱が居なくなってしまった。
広く世界に門戸を開いた結果、このような現象が長く続く。
子供の頃、小学生相撲を嗜んでいた者として、
そして現在は大相撲のファンとして、
琴奨菊の快進撃を楽しみに見守っている。
焦らず気負わず、自分の相撲を取って栄冠をつかんでほしい。

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「ブラック企業」書類送検

ドンキ、違法長時間労働 容疑で書類送検へ 東京労働局(産経新聞)

大手企業が法人として、また、東京エリアを管轄する支社長と店長ら数人が違法長時間労働容疑で、検察当局に書類送検されるようだ。
行政は、東京・大阪では「過重労働撲滅特別対策班」を立ち上げるなど監視を強化しており、対策班による書類送検は3例目となるそうだ。
名が知れた大きな企業が書類送検されると、
その他少なからずの企業に対する、「ブラック化」の抑止力になる。
社労士にとっては、追い風だ。
就業規則と、36協定の見直しを売り込む、
絶好のチャンスと言えよう。
転ばぬ先の杖、大いに社労士を活用してもらおう。

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河野順一より 「お知らせ」(6)

河野順一より 「お知らせ」(6)
平成28年1月21日

読者の皆様へ
河野順一です。

皆さまからご心配、並びにご支援いただいております、名誉毀損裁判のうち、第一次訴訟において、相手方が控訴し、当方が附帯控訴いたしました控訴審につき、去る、平成27年12月24日、判決が示されたことは、過日ご報告致しましたとおりです。

その後、相手方から上告がされなかったことを受け、平成28年1月13日、本訴訟における判決が確定いたしました。
よって、平成27年5月21日の東京地方裁判所の一審判決が維持され、私の主張が全面的に認められたことになります。
すなわち、相手方の私に対する名誉毀損等の不法行為が認められ、他方、私が行ったとして相手方に反訴請求された不法行為(セクハラ・パワハラ・モラハラ等の訴え)の、すべてが棄却されました。

なお、相手方が第一次訴訟対象期間以後に書き込みした記事を対象として、提訴した第二次訴訟も、現在東京地裁に係属中であり、こちらも、そう遠くない将来に裁判所のご判断がいただけるものと考えております。

以上、読者の皆様の、変わらぬ温かいご支援に心から感謝をしつつ、第一次訴訟が確定したことを、ここにご報告させていただきます。

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「手配写真酷い!」容疑者が別写真を警察へ

「手配写真がひどい」と容疑者がキメキメの自撮りを警察に送る事案が発生(ねとらぼ )

人の心理として、自分を良く見せたいと思うのは理解できる。
しかし、「容疑者」という立場が立場だけに、
この人物の取った行動は謎である。
しかも、この愚行から逮捕されるとは…。
指名手配の写真を酷く写ったものにすることで、
検挙につながったという、落語のような話だ。

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「スター・ウォーズ」

「スター・ウォーズ」メドレー 【 STAR WARS 】 エレクトーン演奏

朝の番組で、取り上げられていた今、全世界で話題と評判の高い
14歳少女のエレクトーン演奏である。
両手両足が縦横無尽に動く。
抜群のリズム感。目を見張る鍵盤奏法。
申し分ない一人オーケストラである。
これだけ弾けたらどんなに楽しいだろうか。
若い才能が、大きく羽ばたく時を、皆で応援したい。

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残業協定結ばず バス会社、従業員と

<スキーバス転落>残業協定結ばず バス会社、従業員と(毎日新聞)

「残業協定結ばず」残業をさせたら、労基法に抵触する。
しかし、本件の違反事項はこれだけではない。
杜撰な会社の体制が、悲惨な事故を招いた。
確かに、会社が法を遵守していないことは責められるべきではあるが、
何と言っても一番の原因は、
大型バスの運転に不慣れな労働者を、
運転手として勤務させたことに尽きるだろう。
人手不足は理由にならない。
杜撰な経営体制に、なるべくして起こった事故と言っても過言ではない。
二度と不幸な事故を起こさせないために、
同様な経営実態を有する会社の摘発を望む。

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厚生年金、悪質加入逃れの基準策定

厚生年金、悪質加入逃れの基準策定…告発も視野(読売新聞)

世界に名だたる国民皆保険は、本当に機能しているのか。
互助の理念をただ説くだけでは、何の説得力も持たない。
確かに、厚生年金は強制加入である。
だから、適用事業所は労働者を加入させなければならない。
なるほど、ご尤もである。
しかし、なぜ悪質加入逃れの実体があるのだろうか?
「保険料が高い。」
「保険給付の先行きが不透明である。」
「保険者の、これまでの資金管理の杜撰。」
このような要因があいまって、
加入への不信を抱かせているのかもしれない。
要は、制度が人々の魅力に欠けるということだ。
資金が潤沢であれば、制度が充実するというものではない。
遵法精神は尊ばなければならないことはいうまでも無いが、
保険料に見合う保障であってほしいというのは、誰しもの願いである。

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震えながら駅で4、5時間待たされる!

震えながら駅で4、5時間待たされる! 京王線この異常事態に対策はないのか(J-CASTニュース )
改めて、首都圏の天災に対する脆弱さが浮き彫りになった。
あれだけの雪で、どうしてこれまでインフラが混乱するのか?
雪深い国の方々からすれば、噴飯ものであろう。
しかし、都会は仕方ないのである。
そもそも、
年に一度有るかないかの雪を想定してインフラ整備がされていない。
とにかく人が多すぎる。
そして何より、人々がまじめすぎる。
4時間も5時間も待たされて、仕事に行ったところで、
あと、どれだけ仕事ができるのか…。
そんなに無理をしなくとも…と考えてしまうのはいけないことか?
電車に乗れず、駅の構内にも入場制限されてはいれない人々の長蛇の列に
紙コップに温かいお茶を入れて配る、
近隣商店街の方の、心配りが心に沁みた。

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泊まれる本屋

最高の「寝る瞬間」とは「読書中の寝落ち」 泊まれる本屋「BOOK AND BED TOKYO」が11月5日池袋に開店(ねとらぼ)

大好きなものに囲まれて、至福の時を過ごす。
理想的な眠りの瞬間だ。
しかし、私の年代には少々違和感がある。
どこの誰とも知らない人と、空間と時間を共有することの息苦しさである。
登山をする際の山小屋を思えばよいのかもしれないが、
なかなか、都心に居て山小屋をイメージできないのが私の年代である。
近時、ロボットが接客をするという「変なホテル」に始まり、
斬新な感覚のホテルが登場する。
いずれにしても、活字離れの解消に一役買ってほしいものだ。

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氷山の一角

長野・スキーバス転落 バス運行会社、違反行為20件近く確認(フジテレビ系(FNN) )

「やはり」という感じだ。
大きな事故を起こす背景には、その背景が存在する。
原因があっての結果なのである。
これまではたまたま、うまくことが回っていたとしても、
それが常態化すれば、いつかは綻ぶ。
一度綻びが見つかると、それはどんどん拡大していく。
今回の事故は、氷山の一角に過ぎない。
起こるべくして起こった事故なのだろう。
だとするならば、事前にいくらでも
対処する機会があったのではないかと慙愧に耐えない。
安値競争のしわ寄せが、客の安全を脅かすのは本末転倒だ。

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