「けん玉」欧米から逆輸入ブーム

欧米で進化「けん玉」逆輸入 国内で人気再燃、製造追いつかず(産経新聞)

逆輸入で、「けん玉」がブームになるとは…日本人として、複雑な思いである。

私が子供の頃、毎日といっていいほどよく遊んだ「けん玉」。
日本の伝統、文化と言っても過言ではないこの玩具を、日本人が誇るのではなく、その良さに気付いた外国人が、独自にアレンジを加え、発信した。
それが、本家本元の我が国に逆輸入されたのである。

日本人は、自国の文化をもっと誇るべきである。
食も、住も、国技も、思想も、誇るべき素晴らしい文化が少なくない。

しかし、戦後、国家がそうした位置づけで子供たちに教育していなかったがために、なかなか若者がそれらと触れ合う機会に恵まれていないといえよう。
日本人は欧米人のように、もっと自国を愛し、尊重し、誇って良い。約70年前の敗戦も、歴史上の一出来事として正しく認識したうえで、国を誇り、伝統、文化を尊ぶべきである。

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