今いくよ 氏亡くなる

日本一の相方、幸せやった…くるよさん涙ぐむ(読売新聞)

同年代の著名人がまた一人逝った。

訃報の、報道のされ方を見ていると、その人の生前がしのばれる。
彼女たちの漫才はテンポがよく、笑に嫌みがなく、ついつい話題に引き込まれ、気が付けば笑顔になっていた。
その芸風がもう見られないかと思うと、たまらなく寂しい。
浮き沈みの激しい世界で、40年同じ仕事をすることも大変だが、コンビが仲良くいるのも並大抵な事ではない。
おそらく、公私ともに仲が良く、夫婦以上の結びつきだったに違いない。
相性が良いことももちろんだが、お互いの長所を認め、尊敬し、親しき仲にも節度をわきまえ、礼儀があったからこそ、関係が長く続いたのだろう。
文字通り、死が分かつまで、2人は同志だった。
残された、くるよさんのご心痛、如何ばかりかと察するものである。
いくよさんの分まで、これからの人生を幸せに過ごしていただきたい。

ご冥福をお祈りする。…合掌

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