奥西死刑囚、一時危篤状態に

<名張毒ぶどう酒事件>奥西死刑囚が一時危篤状態に(毎日新聞)

判決が出されてから、約46年の歳月を塀の中で過ごし、
89歳で一時危篤状態に陥ったとされる死刑囚。
どのような心持で収監され続けているのだろうか。
世間と隔絶され、自由を奪われ、
いつ訪れるかわからない刑の執行に怯えながら
慎ましやかな生活を獄中で送る。
気が遠くなるような苦業である。
支援団体も、大変なご苦労と思う。
真実はいずこへ。
歳月の経過は、人の記憶も、事実も風化させる。
こうした扱いにつき、刑の本質は、
人権はどこにあるのか、懐疑的に感じるものである。

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