Archive for 12月 2019

年末のご挨拶

皆さんは今年一年、どのような年をお過ごしでしたか?
時代は猛烈な勢いで様変わりし、
昭和前半の人間はいろいろなことに追いつくのにやっとという感じです。
しかし、いくら昔を懐かしんだところで、今を生きている以上、
現実のありのままを受け入れる勇気が不可欠です。

今年は、良いことも数多くありました。
7年にも亘る裁判に、ようやく終結の兆しが見えてきました。
ここにくるまで、
一体どれだけの訴訟を提起し、また提起されたことでしょう。
単純計算で、50件は下らないものと思います。
正しいことを正しいというために、なぜこれだけの数を戦わなければならなかったのでしょうか。
皮肉にも、裁判はたとえ勝訴しても、決して儲かることはありません。
幾ばくかの賠償がされたとしても、それはあくまで損害の補填にすぎません。
時間と、費用、そして心労など、すべてを勘案すると、
メリットなど一つもありません。
弁護士をもうけさせるだけのセレモニーです。

では、なぜ裁判をするか?
それはひとえにプライドといえます。
生き様と言いましょうか、矜持と言いましょうか。
いずれにしても、存分に、生きた法律を勉強させていただきました。
近いうちに書籍という媒体で、
皆様に情報共有させていただければ幸いです。

一陽来復。
来年は、皆様にとっても、
今年よりさらに素晴らしい、飛躍の年になることを祈念いたします。
本年も大変お世話になりました。
ご家族おそろいで、良いお年をお迎えください。

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【知られざる抑留】元日本兵が向かった最後の慰霊の旅に同行 両足失ったモンゴルに孤児院を作った理由とは

【知られざる抑留】元日本兵が向かった最後の慰霊の旅に同行 両足失ったモンゴルに孤児院を作った理由とは(中京テレビNEWS)

人生は紆余曲折。
戦争という激動の時代に兵士として青春時代を過ごし、両足を失う。
その後、身体障害というハンデを負いながらも、
立派に職業人として生活され、家庭を営まれ、
そして抑留されていた地に、かつて孤児院を作った。
人は、自分の意思ではどうにも動かすことかできない
運命を背負わなければならないときもある。
それが戦争だった。
しかし、運命を粛々と受け止め、誰を恨むわけでもなく、
自身の人生のエネルギーに変えていく。
この世に誕生した意味とでも言うべき、大きな足跡を残す。
淡々と、黙々と、しかも確実に。
そうした生き方は、周囲の人々に勇気を与える。
今後も、一隅を照らす生き方を実践していただきたい。

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「北風と太陽」

有難いことに、ブログをご覧いただいている方からのご質問が相次ぐ。
先日投稿した、
「日産の新経営体制に打撃、関副COOが日本電産の新社長に」において紹介した、
日本電産創業者の永守重信現会長兼最高責任者(CEO)につき、
こんなご意見をいただいた。
「永守会長には、よき理解者が、よきサポーターがいるから、よりよい活動ができるのではないか。」と。
そのとおりである。
企業のみならず、組織を運営し、大きくするには、
それなりのブレーンや、サポーターが必要不可欠だ。
これが機械の部品ならば、資力に任せ、
壊れない品質のよい物を調達すればよい。
しかし、組織の場合は相手が意思を持つ人間だ。
トップの都合で極度に扱いが荒いと、人の心が壊れる。

では、腹心の部下が欲しい上司はどうすればよいか。
まずは、自身が、人がなりたい人間像を率先垂範すること。
その人の周りにいれば、安心できる、楽しくなる、夢を持てる、心強い。
こうしたポジティブな感情を充たす、人としての器を持ち合わせていること。
この人のためなら、命さえ惜しくないと思わせる徳を持つこと。
反対に、ブレーンや、サポーターがいない人の特性は、
人の意見に耳を傾けず、独善的であること。
日によってコロコロ言うことが変わること。
気分で怒鳴り散らし、自尊心を傷つけること。
短所ばかりに目が向き、長所を見ようとしないこと。
人のせいにばかりして、自身の言動を顧みないこと。

前者と後者、どちらに人が寄ってくるか。
異口同音、前者である。

「やってみて、言って聞かせてさせてみて、褒めてやらねば人は動かじ」
これは、連合艦隊司令長官山本五十六の名言だ。

さて、イソップ寓話に「北風と太陽」がある。
旅人の上着を脱がすのに、太陽が北風に勝ったという話だ。
この話では、温かく照らせば、人は自分から動くというもの。
効率よく人を動かすには、どうすればよいか、
確かに太陽のように、温かくみまもることは大切だ。
こと、上着を脱がすことだけに焦点を当てればこの話は大正解である。
しかし、人に上着を脱がすこと以外の
他の行動をさせるためには、温かさだけでは足りない。
時には、雨が降り、雷が落ち、風の日もあるからこそ、
人はより一層、太陽の恵みを有難く思うのだ。
その太陽も、灼熱ではたまらない。
トップは、采配を上手にしなければならない。
人は、感情の動物だ。
人は、自身が必要とされることを実感できる人のそばで、
人生を過ごしたいと思うはずだ。
一度きりの人生、誰しも終始罵詈雑言の環境に身を置きたくない。
少なくともトップは、ここを抑え、上手に人を動かしてもらいたい。

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2020年、いよいよ40代・50代の「大量早期退職」が始まる…!

2020年、いよいよ40代・50代の「大量早期退職」が始まる…!(現代ビジネス)

大変な時代になる。
いや、社会の動向を見ていれば、当然の帰結といってもいい。
能力のない人間を、企業が雇用できない社会になるということだ。
退職を余儀なくされた人たちはどうするのか。
起業する能力がある人は良いが、
あとはコンビニの店員などのアルバイトか?
改めて、自分には何ができるかを考えなければならない。
売りになるスキルがなければ、希望の職への再雇用は難しいだろう。
年齢が上がれば上がるほど、その傾向が高まる。
夢を追うのはいい。
しかし、生活者である以上、期限を区切らなければならない。
夢だけを追って生きるのは空想上の動物、獏だ。
仕事をしながら、スキルを高めなければ、生活が成り立たない。
企業側も、十羽一からげに人を切るのではなく、
残す人間と、そうでない人間の選別を慎重にすべきだ。
とはいうものの、人の特性を正しく見抜くのは難しい。
表面上に現れた勤労意欲や人の評価だけでは、真贋を見誤る。
トップが実際に見て、聞いて、業務遂行能力を判断しなければならない。
考課者は、司法の女神、テミスのように、
被考課者に対する雑念を取り払って、正しく判断すべきだ。
感情の好悪だけでなく、組織の発展に寄与する人物を残すべきだ。
みすみす会社にとって大切な人材を流失させる手はない。

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日産の新経営体制に打撃、関副COOが日本電産の新社長に

日産の新経営体制に打撃、関副COOが日本電産の新社長に(ロイター)

人事は、企業活動の要といっても過言ではない。
トップの判断如何で、生きる組織もあれば、死ぬ組織もある。
ちなみに、トップに媚びへつらうイエスマンばかりがいる組織は、
金太郎あめのように、組織のどこをとっても切り口は同じだ。
したがってトップがこけたら、会社は終わる。
他方一般には、玉石混交、それそれの分野で、
それぞれ異なる分野で、実力が発揮できる社員を要している会社は強い。
組織を強くまとめる人間力がある社員、
営業を任せたら天下一品の社員、
経理をやらせたらそつなくこなし、帳票の整理整頓も怠らない社員。
謝罪に関しては、右に出る者がいない社員。
しかし、オールマイティーな人間などそうそういないものだ。
得意とする分野以外のところは、まだまだ磨きをかける余地があるのが普通だ。
だからトップは時には社員を怒り、時には褒め、飴と鞭をうまく使い分けて
ダイヤモンドの原石を磨き上げるのだ。
それができないトップは、組織の長にふさわしくない。
それに気づかないトップは哀れだ。

今、日本電産創業者の永守重信現会長兼最高責任者(CEO)の著書
「人を動かす人になれ」(三笠書房)を読んでいる。
「すぐやる、必ずやる、できるまでやる」を信条としている人だ。
人も、組織も、自分も育てる、
永守流「人生・経営哲学」は随所に首肯できる。
本書の目次を見てみよう。

序章 「一番以外はビリと同じ」と考えろ!
1章 「人を動かすのがうまい人」のこのやり方
2章 指示の出し方―何をどう話すか
3章 叱り方、褒め方1―人を動かすこのノウハウ
4章 可能性を秘めた人間を見抜く、育てる
5章 女性、中途採用―相手によって手法を変えろ!
6章 叱り方、褒め方2―“部下”を動かすこのルール
7章 理屈で人は動かない!だから―
8章 リーダーの敵は、妥協である
9章 組織を動かす人が絶対知らなければならない「考え方」
10章 1回でダメなら、20回続けよ

何といっても笑えるのは、採用は学歴を重視せず、ユニークだということ。
履歴書は金庫にしまい、一次試験で一定の評価を得た人物に、
二次試験では、食事をしてもらい、早く完食した者から、
上位30人程度を採用したというエピソード。
この時採用した人間は、総じて、会社にとって優秀な戦力となったということだ。
どうも、早食いは、時間の使い方がうまく、同じ時間で多くの仕事をこなし、
かつ、完食できるということは仕事のえり好みをしないということに繋がるらしい。
数年後、早食いで採用した社員の履歴書を金庫から取り出し確認したところ、
一流大学といわれる学校を卒業した人物はいなかったそうだ。

話を戻そう。
日産の関副COOは、自身の立ち位置を失った組織に見切りをつけ、
永守氏の人たらしに心を動かされたのだろう。
真贋を見極められない閉塞感のある組織にとどまるよりも、
自分を必要としてくれ、夢を感じられるる組織に活路を見出す。
それは自然の摂理だ。
日産は、手痛い失態をした。

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年末年始、外食・小売りで広がる「休業」「短縮営業」

年末年始、外食・小売りで広がる「休業」「短縮営業」(産経新聞)

なぜ、いつも社会が動いていなければならないのか。
いつも社会が動いていれば、人々は幸せなのか。
確かに、いつでも欲しいものが買える。
生活用品のストックを心配しなくてもいいというのは、安心だ。
しかし、その反面、店員の人間らしい生活は保障されるのか。
防犯面は、セキュリティーが万全か。
日の出とともに活動し、日の入りと共に家に戻る生活は、
利便性と比較して意味を持たないのか。
さらに店のオーナーからすれば、
客足がさほど期待できない深夜帯の営業が義務付けられ、
はたして採算がとれるのか。
ここ数年、当たり前に行われてきた24時間営業の見直しが進む。
正月三が日。
どこの店舗もシャッターを下ろしていた、静かな厳かな正月が懐かしい。
家族の笑顔が集う正月が懐かしい。

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宇野昌磨、初の羽生撃破「1度でいいから勝ってみたいという目標があった」

宇野昌磨、初の羽生撃破「1度でいいから勝ってみたいという目標があった」(スポニチアネックス)

高い目標を掲げ、そこに向け努力を続ける。
大きな壁は、なかなか超えることができなかった。
もう少しで思いが届きそうなときもあったが、
勝利の女神はなかなか微笑まない。
来る日も来る日も、血がにじむような努力があって、
屈辱と挫折を何度も味わった。
それでもすぐに気持ちを切り替え、
新たなチャンスにチャレンジし続ける。
まさに、自分との戦いだ。
そうした努力が、ようやく実を結んだとき、
人は人生の醍醐味を体感する。
そして、この頂点の輝きを知る者は、
再びその輝きを見たいがために、さらなる高みを目指すのだろう。
羽生選手がそうだったように、宇野選手も同じ軌跡をたどる。
そして2人のレジェンドが、温かい微笑みを送る先の、16歳の新鋭も、
憧れの先輩の背中を追いかけていくのだろう。
一所懸命頑張っているアスリート達の姿は、見る者を感動させる。

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荷台の「あおり」外れたか 走行中のトラックから建材落下 対向車のフロントガラス突き破る 男性死亡

荷台の「あおり」外れたか 走行中のトラックから建材落下 対向車のフロントガラス突き破る 男性死亡 (NBS長野放送)

一寸先は闇。
いつものとおりの生活が、自分の非ではなく一転する。
何が起こったか、状況を覚知する間もなく、彼岸の人になる。
それは事故に限ったことではないが、
人知の如何ともしがたい理由で、将来を失う人も珍しくない。
そうすると、今を生かされている私たちは、
今、この場、この瞬間で、
今、できる事を精一杯しておかなければ、悔いが残る。
「明日死ぬと思って生きなさい。 永遠に生きると思って学びなさい」
マハトマ・ガンジーの言葉が、すっと腑に落ちる。

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電車で嘔吐、弁償どこまで?忘年会シーズン 服を汚してしまった…対処法は

電車で嘔吐、弁償どこまで?忘年会シーズン 服を汚してしまった…対処法は(西日本新聞)

忘年会シーズン。
仕事を終え帰宅する午後8時に、街は酔いどれ客であふれかえっている。
ある意味平和だが、一歩路地に足を踏み入れると、
いい年をした大人が徒党を組み、大声で意味もないことを叫び、
軽佻浮薄な嬌声がビルにこだまする。
こうした様に遭遇するたび、暗澹たる気持ちになる。
もっと真剣に生きろと言いたくなる。
広く世界を俯瞰すれば、貧困から食うや食わずの人々がいる。
内戦で、明日の命の補償すらない人がいる。
翻って、上梓の愚痴を言い、部下の無能さを嘆く飲み会に、
明るい社運は見いだせない。
もっと知的好奇心を充足させよ。物事を多面的に深く考えよ。
節度ある飲み方をすれば、電車で嘔吐などという失態は皆無だ。
インテリジェンスの探求は、生涯の課題だ。

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国の行政手続き、9割オンライン化へ 24年度までに、パスポート申請も

国の行政手続き、9割オンライン化へ 24年度までに、パスポート申請も(時事通信)

機械音痴では生きていけない世の中になりつつある。
セキュリティーのハードルは上がっているのか。
利便性が高まることは有難いが、安全性の担保がセットでなければいただけない。
また、人が介在する場面が少なくなるということは、
画一化されたサービスに、利用者の側が順応しなければならないということだ。
たとえば、コールセンターの音声対応。
まずは、なかなかつながらない。
現在混雑しているから、そのまま待つか、
改めてかけろとのガイダンスが流れる。
10分待っても繋がらないことは珍しくない。
客の時間を何と心得るか。
運良く手続きがその先に進んだとしても、
機械の音声は、淡々とアナウンスを続け、温かみを感じない。
幾多の障害を乗り越え、ようやく、係員の対応にたどりつく。
昭和の人間には極めて難儀な手続だ。
行政も、民間も、オンライン化され、シニアはどんどん置いていかれる気がする。
生きにくい世の中になったものだ。

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敗訴の山口敬之さん「納得いかない。すぐに控訴します」 伊藤詩織さんとの訴訟

敗訴の山口敬之さん「納得いかない。すぐに控訴します」 伊藤詩織さんとの訴訟
(弁護士ドットコム)

伊藤詩織さんの、首尾一貫した、
ぶれないジャーナリストとしての、美しく孤高な姿勢が人々の心をつかむ。
これまでの、弱い立場の女性像が、大きく変貌した。
残念なことに、彼女は被害者でありながら、社会から大きなバッシングを受け、
傷心だった時期もあったようだ。
詳細は、彼女の著書「Black Box」で語られている。
男性社会の悪しき流れは、山口氏には通用しなかった。
女性には優れた人が多い。
我が国も、もういいかげん、女性を男性と等しく認める社会であって良い。
有能な人物を適材適所に配置できなければ、国の損失である。

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半年以内に終わる民事裁判、法制審が検討へ 有識者提案

半年以内に終わる民事裁判、法制審が検討へ 有識者提案(朝日新聞デジタル)

とにかく裁判は時間がかかる。
たとえ勝ったとしても、決して儲かるものではない。
これまでの損害を補填することができるだけのことである。
気を使い、金を使い、時間を使い、こんなバカバカしいことはない。
しかし、意地を通さなければならないこともある。
それはプライドの問題であり、生き様の問題だ。
権利を侵害した者には、正義の鉄槌を加えなければ、今後ものさばるばかりだ。
裁判は馬鹿らしいと理解しながら、
やらなければならない場面では容赦してはならない。
その裁判にかかる期間が、短縮されるのは歓迎である。
司法にアクセスしやすくなる。

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「働かないおじさん」はなぜ量産される? 早期退職で羽ばたけるのか

「働かないおじさん」はなぜ量産される? 早期退職で羽ばたけるのか(弁護士ドットコムニュース編集部)

退職は一大決心である。
これまでの安定した給与収入が補償されなくなるのだから、
新しいところで、また一から始めなければならならい。
石の上にも3年。
転職は、この繰り返しである。
今、年功序列の過去の労働慣習は、無くなったといっていい。
労働者の持てるスキルに、会社は給料を支払う時代だ。
商品は労働者の労力であり、その商品価値を高めるのは労働者自身だ。
学歴でも、職歴でもない。ありのままの、自分の能力だ。
得意分野でのオンリーワンを極めるべき、日々の研鑽を怠ってはならない。
よって、こうした努力ができない人は、安易に退職すべきではないといえる。

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副業、4割が容認姿勢 労働時間の管理は 100社調査

副業、4割が容認姿勢 労働時間の管理は 100社調査(朝日新聞デジタル)

政府から起業に丸投げされた、副業容認の現実の姿だろう。
確かに、労働者のスキルアップなど、副業にメリットは認められる。
しかし、こと労働時間の管理となれば、
1カ所の事業所でも、正確な労働時間の把握が難しいところへ持ってきて、
就労場所が複数になれば、
過労死レベルの労働時間を超えたか超えないか。
誰が責任もって管理することができるのだろうか。
働き方改革は、長時間労働を抑制し、
労働者が人たるに値する、健康的な生活が確保できるよう配慮している。
それが、副業に関しては、逆路線を突き進んでいるではないか。
バランスが悪いこの制度。
今後どこに着地点を見出していくのだろうか。

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休日も届き続けるメール!つながらない権利とは?

休日も届き続けるメール!つながらない権利とは?(NHKニュース)

独居老人、孤独死、ひきこもりなど、
周囲と繋がらなければならない人が繋がりを持てず、
他方、仕事から解放されるべき時間に、
上司とつながりを持ってしまう労働者が少なくない。
実に皮肉だ。
経営者と労務相談をしていると、たまに、
仕事が好きで好きでたまらない労働者がいる。
残業代などいらないから、納得いく仕事をさせてほしいと申し出る。
こうした労働者は、つながらない権利を主張することなどないのだろう。
時代の仕事に対する考え方の変化、人間関係の脆弱さの表れかもしれない。

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