Posted on 2019年12月6日
by 河野順一
19年出生数、90万人割れ確実 過去最少、推計より2年早く(共同通信)
少子高齢化の波は、とどまるところを知らない。
これは単に、結婚を望まない単身者が増え、
また、女性の社会進出により、
子育てという選択肢を、人生から排除する傾向が強いことの裏返しだ
と考えていたが、それ以上に深刻な事情が背景にはあるようだ。
それは、「不妊症」という問題。
これまで不妊症といえば、女性側の問題であり、
その昔、家制度が当たり前だった時代には、
「3年、子無きは去る」などといって、
離婚の正当な事由の一つとされていたようだ。
しかし、今、これが男性側の事情による「不妊」ということが、
大きな社会問題になっているらしい。
具体的には、若い人の4人に一人が無精子症といわれているとのこと。
(https://article.yahoo.co.jp/detail/d18137d6ce61ddf3659d9d0146020b057b275a00)
つまり、特別かつ高額な治療が施術されなければ、
ましてや、そうした高度な医療を用いてもその半数以上は
自身のDNAを後世に残すことができないというもの。
これは何も日本だけのことではなく、世界的な傾向のようだ。
専門家である医師は、原因は不明であるとしながらも、
食生活の変化や、ストレス、
また座り仕事が多いことで、常に精巣が高温になるため、
精子が死滅するのではないかとの仮説を立てている。
いずれにしても、今後出生数が激減し、
人類が滅亡することだけは回避しなければならない。
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