Archive for 9月 2021

高村幸太郎と道程

昨日に続き、高村幸太郎と道程である。

「僕の前に道はない
僕の後ろに道はできる
ああ、自然よ
父よ
僕を一人立ちにさせた廣大な父よ
僕から目を離さないで守る事をせよ
常に父の氣魄を僕に充たせよ
この遠い道程のため
この遠い道程のため」
高村幸太郎 【道程】より

道程は、最初の2行がよく引用される。
なんと自信に満ち溢れ、不遜とでもいう絶対的な決意を感じる。
しかし、それは少々違う。
後半の行間をよく読んでほしい。

これは、自分の決意とともに、父親に対する賛美の詩である。
血気盛んな若者の、行くべき道は見えている。
目標は、そんじょそこらで達成できる小さなものではない。
誰もが通ったことのない道を、今、自分がその一歩を踏み出す。

しかし、それは無謀な挑戦かもしれない。
畏れにひれ伏したくなる心境になる。
不安に押しつぶされそうになる。
しかし、自分は父の子ではないか。
自分は、愛してやまない、尊敬する父が、
懇親込めて世に送り出してくれた傑作ではないか。
最後まで、やり遂げるまで、自分を鼓舞してほしい。
目的を達成するまで、傍で見守っていてほしい。
愛してやまない、尊敬するあなたに…。

といった、父への讃頌に聞こえる。
ちなみに、高村幸太郎のご尊父は、彫刻家の高村光雲である。
氏の作品は、どれをとっても気迫があり、
魂が宿っているといっても過言ではない。
上野の恩賜公園にある西郷隆盛像は、誰もが知っている彼の代表作だ。
今にも動き出しそうな作品の数々を生んだ父は、
同時に、子供たちも秀逸な作品に仕上げた。
この親してこの子あり…。

改めて、「道程」は奥深く、親子の情愛を素直に表した作品であると、
独りごちた次第である。

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徳之島を「世界最北端のコーヒー豆生産地」に――失敗と試練の40年、挑戦を続ける76歳

徳之島を「世界最北端のコーヒー豆生産地」に――失敗と試練の40年、挑戦を続ける76歳(ドキュメンタリー)

夢を持って行動している人は生き生きしている。
あこがれを持ち、挫折してもひるまない姿勢は頼もしい。
40年。
なかなかやり続けることはできない。
その必死さに、仲間が一人増え、二人増え、夢が伝播し、
現実に近くなる。
いくつになってもこの興奮はいいものだ。
生涯現役、夢を追い求め、少年の心がやまない。

絵本、ジャン・ジオノの、「木を植えた男」を思い出した。
人知れず荒野で植樹を続ける男の活動で、
森が再生していく様子を回想する物語だ。
アフガニスタンで、非業の死を遂げた中村哲医師の活動にも共通する。
我が道を信じ、我が道を行く。

「僕の前に道はない
僕の後ろに道はできる
ああ、自然よ
父よ
僕を一人立ちにさせた廣大な父よ
僕から目を離さないで守る事をせよ
常に父の氣魄を僕に充たせよ
この遠い道程のため
この遠い道程のため」
高村幸太郎 【道程】より

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御茶ノ水駅に“お茶と水だけ販売”する自販機が登場 

御茶ノ水駅に“お茶と水だけ販売”する自販機が登場 「こういうセンス好き」「普通に需要がある」と話題に 設置の経緯を聞いた(ねとらぼ)

御茶ノ水駅は、事務所の最寄り駅である。
長きにわたり改修工事をしているのだが、
通常の営業をしながら工事をすることは大変だ。
その駅に、話題となる自販機が設置されていたことは知らなかった。
「お茶の水」ならぬ、「お茶と水」。
いかにも食事に合いそうだ。
ちょっとしたウイットはよい。
費用をかけずに、くすっと笑える話題があっていい。
コロナ禍で暗くなりがちな世相が、
少しでも明るくなればいい。
こうしたセンスは出し惜しみせず、どんどん披歴するのが良い。
次も期待している。

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池袋母子死亡 松永さん、二人の仏壇に「終わったよ」と報告…飯塚氏の禁錮5年確定

池袋母子死亡 松永さん、二人の仏壇に「終わったよ」と報告…飯塚氏の禁錮5年確定(弁護士ドットコムニュース)

一応の区切りはついたが、いずれにしても亡くなられた方は戻ってこない。
残された方も、生涯、気持ちを引きずって生きていかなければならない。
松永さんには、それでも幸せに生きていただきたいと願う。
この事件で、高齢ドライバーへの風当たりが強くなった。
ハンドルを握るということは、
それだけ責任が重いということを自覚しなければならない。
私も、今年の免許の書き換えから、講習が増えた。
あとどれだけ運転できるのかと思うと、寂しい気持ちになる。
書き換えの手続きで、警察の窓口で待っているときのこと、
免許証の返納に来た高齢男性がいた。
年のころは、優に80歳を超えていただろう。
返納と引き換えに、身分証明書を出す、出さないの話をしていたのだが、
認知能力の衰えを感じるやり取りだった。
何度説明をされても、会話の端緒に戻る。
何分経っても、一向に理解されない。
会話もおぼつかない方は、ハンドルを握るべきではない。
そうした方に、正常な判断を求めることのほうが無理だ。
年は取りたくないと切実に感じる会話だった。

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トランス女性 「上司から執拗に『くん付け』された」 うつ病発症で労災申請

トランス女性 「上司から執拗に『くん付け』された」 うつ病発症で労災申請(弁護士ドットコムニュース)

また新しいハラスメントがあることを知った。
SOGIハラ”とは何なのか?
調べてみた。
「SOとはセクシュアルオリエンテーション(性的指向)のことで、
好きになる相手の性を指します。
GIとはジェンダーアイデンティティで、
自分自身を男性と認識するのか女性と認識するのか、
あるいはどちらとはっきり決められない、
どちらでもないなども含みます。
いわゆる「心の性」と呼ばれるものです。」
とある。

この辺の仕分けが結構ナーバスで、
すとんと落ちる理解に不足する。
「男性と女性、という従来の分け方が適当でない人の人権を守りましょう」
ということなのだと思う。
人には人それぞれの価値観があるため、
既存の概念を押し付けるのはいけない、ということなのだろう。
簡単に言えばそういうことだと思う。

それはその通りだが、
ハラスメントの種類を細分化することに、
どれだけの意味があるのだろうかとの疑問は残る。
定義の差異が明確であるならばそれは致し方ないが、
数多くのハラスメントの種類を正確に覚えるのは至難の業だ。
「価値観の押し付けによって、個の尊厳が疎外された」
これがハラスメントの骨格のように思える。
どのような考え方を持っている人も、認め合って共生する社会、
これが理想である。

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愛煙家「居場所失った」と提訴 改正健康増進法めぐり 東京地裁

愛煙家「居場所失った」と提訴 改正健康増進法めぐり 東京地裁(時事通信)

一昔前は、喫煙は当然。
嫌煙権などという言葉すらなかった。
それが変われば変わるものである。
愛煙家が、隅に押しやられている。
気持ちはわからなくもないが、これを認めたら、
法的安定性を害することになるから、
裁判をする前から勝負がついていそうな事案だ。
コロナのワクチン接種に関しても、同様なことが言えそうだ。
今後、経済活動が再開する場面で、
否応なしに、接種の証明書の提示が求められるようになるのだろう。
新型には効かないと、次から次へとワクチンを打っていって、
体は大丈夫なのだろうか?
そうした心配すらすることが許されない社会になってしまうのだろうか。
住みにくい世の中になってしまった。

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21年司法試験 合格率初の4割超え 最年少合格者は18歳

21年司法試験 合格率初の4割超え 最年少合格者は18歳(毎日新聞)

合格率初の4割超えで司法試験は楽になったのか?
一定の合格者数を維持しようとした場合、
受験者数が減少すれば、当然に合格率は上がる。
一概に難易度が下がったとはいえないだろう。
それにしても、合格者の顔ぶれは様々だ。
18歳から69歳。
老若男女が、難関試験に合格した。
しかし、ここからがスタートだ。
受検で培った知識を、適材適所で引き出し、
様々な視点から解決策を模索し提案する。
このメニューを数多く考えられ弁護士が有能とされる。
要は気づきと発信力である。
おごることなく、国民のために働いてくれる逸材になってほしい。

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神保町の「ランドマーク」三省堂書店が営業終了へ 来年3月、本社ビル建て替えで

神保町の「ランドマーク」三省堂書店が営業終了へ 来年3月、本社ビル建て替えで(J-CASTニュース)

三省堂書店にはお世話になった。
神田錦町の事務所からも、神田駿河台の事務所からも、
ちょうどよい散歩コースに位置する。
欲しい本があれば、すぐ手に取ることができる。
ネットで購入するより、実物を見て買うのがよい。
手で持ってみる。実際に頁をめくってみる。
これで、読みたい本か否かが判断できる。
書店は宝の山だ。
自分が未経験の有益な話が、数多く眠っている。
タカラは取りつくすことはない。
だから足しげく通う。
2階の喫茶店も、コーヒーの味は格別だった。
思い出が詰まった建物がなくなることは非常に寂しい。
高度成長期に建設されたインフラは、
今、一様に建て替えの時期に来ている。

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