報道各社に「是正勧告してあげてもいい」 東京労働局長

報道各社に「是正勧告してあげてもいい」 東京労働局長(朝日新聞デジタル)

この記事をどのようにとらえるのか。
東京労働局長には、どのような権限があるのだろうか。
「『なんなら、皆さんのところ(に)行って
是正勧告してあげてもいいんだけど』と述べた。
企業を取り締まる労働行政の責任者が
監督指導の権限をちらつかせて
報道機関を牽制(けんせい)したととられかねない発言だ。」
この部分が、当然に、重大な問題発言である。
行政が、本来、権限がないところで、権限を行使したらそれは多大な問題だ。
近時、報道機関も、その点につき、学習されているのだと思う。
私は、そうした観点から、先月、
「労働基準監督署があなたの会社を狙っている」
を上梓した。
まさにタイムリーな視点だと自負する。
いずれにしても、良いものは良い、悪いものは悪い、是々非々で対処すべきだ。
報道機関が違和感を覚えたこの件につき、物議をかもすことを、大いに期待する。

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