学びの本質を知る 1

【乱れに乱れた時代からの脱却】
「世界から称賛される日本人の美質を育んだ」とされる、教育の指針が国民に忘れられて久しい。
今、その存在すら知らない国民がほとんどなのではないか。
それ故、周囲を見渡せば、いじめが横行し、汚職がはびこり、官僚の天下りは当たり前、生活保護の不正受給は貰い得、原発事故の責任は誰もとらない。
本来ならば、「自分に厳しく、人にやさしく」「かけた情は水に流し、受けた恩は石に刻む」べきところを、
「自分に優しく、人に厳しく」「受けた恩は水に流し、かけた情は倍付にする」といったことがまかり通り、乱れに乱れた国家を作ってしまった。
その指針とは、知る人ぞ知る、「教育勅語」である。戦前の学校教育では、小学生が意味も分からぬまま暗唱させられた。
しかし、その謂わんとしていることは、体で覚え、実践していたというから感心である。

ちなみに、全文は以下である。
敎育ニ關スル勅語
朕惟フニ我カ皇祖皇宗國ヲ肇ムルコト宏遠ニ徳ヲ樹ツルコト深厚ナリ我カ臣民克ク忠ニ克ク孝ニ億兆心ヲ一ニシテ世々厥ノ美ヲ濟セルハ此レ我カ國體ノ精華ニシテ敎育ノ淵源亦實ニ此ニ存ス爾臣民父母ニ孝ニ兄弟ニ友ニ夫婦相和シ朋友相信シ恭儉己レヲ持シ博愛衆ニ及ホシ學ヲ修メ業ヲ習ヒ以テ智能ヲ啓發シ徳器ヲ成就シ進テ公益ヲ廣メ世務ヲ開キ常ニ國憲ヲ重ジ國法ニ遵ヒ一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ以テ天壌無窮ノ皇運ヲ扶翼スヘシ是ノ如キハ獨リ朕カ忠良ノ臣民タルノミナラス又以テ爾祖先ノ遺風ヲ顯彰スルニ足ラン
斯ノ道ハ實ニ我カ皇祖皇宗ノ遺訓ニシテ子孫臣民ノ倶ニ遵守スヘキ所之ヲ古今ニ通シテ謬ラス之ヲ中外ニ施シテ悖ラス朕爾臣民ト倶ニ拳々服膺シテ咸其徳ヲ一ニセンコトヲ庶幾フ
明治二十三年十月三十日
御名御璽

その現代語訳に関しては、様々な書籍が出版されているので、
詳細な解説はそちらに譲ることとして、その要諦、12の徳目を記しておこう。
1.親に感謝する(孝行)
2.兄弟・姉妹は仲良くしよう(友愛)
3.夫婦で協力する(夫婦の和)
4.友だちはお互いに信じあう(朋友の信)
5.自分の言動を慎み、反省する(謙遜)
6.広く全ての人に愛の手をさしのべる(博愛)
7.勉学に励み職業を身につける(修業習学)
8.知識を養い才能を伸ばす(知能啓発)
9.人格の向上、すなわち徳を身に付ける(徳器成就)
10.公のために働く(公益世務)
11.法律や規則を守り社会の秩序に従う(遵法)
12.国難に際しては国のため力を尽くそう(義勇)

(続く)

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