学びの本質を知る 6

【偽りても賢を学ばんを、賢といふべし】
これは、徒然草の一文である。

人の心すなほならねば、偽りなきにしもあらず。されども、おのづから、正直の人、などかなからん。
己れすなほならねど、人の賢を見て羨むは、尋常なり。至りて愚かなる人は、たまたま賢なる人を見て、これを憎む。
「大きなる利を得んがために、少しきの利を受けず、偽り飾りて名を立てんとす」と謗る。
己れが心に違へるによりてこの嘲りをなすにて知りぬ、この人は、下愚の性移るべからず、偽りて小利をも辞すべからず、仮りにも賢を学ぶべからず。
狂人の真似とて大路を走らば、即ち狂人なり。悪人の真似とて人を殺さば、悪人なり。驥を学ぶは驥の類ひ、舜を学ぶは舜の徒なり。偽りても賢を学ばんを、賢といふべし。

あえてここで、内容を訳することは差し控える。
大切なのは、賢者の真似をして、いつ何時もそのように振舞えば、たとえ偽りの賢さでも、その人は賢者の仲間入りができるということである。
徹底して、成功者をまねる。
謙虚に、心を真っさらにして、とことん真似る。簡単なようでいて、なかなかできないのが、この「真似」である。
(続く)

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