TIME“百人”に大坂選手と伊藤詩織さん(日本テレビ系(NNN))
注目したいのは、伊藤詩織さんだ。
彼女は、被害者であるにもかかわらず、
社会から好奇な目で見られ、中傷に堪え奮闘してこられた。
その結果が、TIME“百人”に取り上げられたのである。
努力と忍耐の成果であると評価できよう。
しかし、視点を変えてみたとき、手放しで喜べない。
伊藤さんのようなケースで、被害者が十分にケアされる社会であれば、
彼女は、TIME“百人”にとり上げられる人にはならなかったことだろう。
日本の今、多くの被害者が泣き寝入りしている中、
人に頑張ったからの賞賛なのだ。
その観点を忘れてはならない。
被害女性を出さないことが第一義的、
次に、悲しくも被害女性が出てしまったら、
十分なサポート体制が整っている社会を構築しなければならない。
まだまだ我が国は、人権において発展途上国である。
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