推定有罪


「推定有罪」

過日紹介した、
「我欲と放蕩の果てにたどり着いた異国
直木賞の栄光からタイで出家、コロナ禍の日本を見つめる男」、
笹倉明氏の著書は、私も読んでいる。

氏の著書に、「推定有罪」がある。
犯罪を行ったと疑われて捜査の対象となった人(被疑者)や
刑事裁判を受ける人(被告人)について、
「刑事裁判で有罪が確定するまでは
『罪を犯していない人』として扱わなければならない」
とする原則に、「推定無罪」がある。
厳格な裁判で裁かれる前に、単なる疑いだけで、犯人扱いされてはたまらない。
それが冤罪だったらどうするのかという問題である。
場合によっては、職を失うかもしれないし、引っ越しを余儀なくされるケースもある。
それが原因で、家族離散の憂き目にあった日には、どう修復すればよいのだろうか。
しかし、現在のワイドショーなど、報道の在り方を見ていると、
逮捕されただけで、あたかも犯罪者であるかの如くの報道がされる。
これは名誉毀損やプライバシーの侵害に直結し、非常にナーバスな問題だ。

ところが、笹倉氏の著書のタイトルは「推定無罪」ではなく、
「推定有罪」なのだから、原則とは真逆を行っていることになる。
実に興味深い内容だった。

ストーリーは、書籍に譲るとして、
正義感あふれる若き弁護士は、今どうしているのだろうか。
初志貫徹で、今も正義を標榜していてほしい。

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