ぼくを探しに

新装 ぼくを探しに

久しぶりに、目からうろこ、心に響く絵本に出会った。
あらすじは、こうだ。

「何かが足りない それでぼくは楽しくない
足りないかけらを 探しに行く」
ころがりながら、歌いながら、足りないかけらを探します。
みみずと話をしたり、花のにおいをかいだり、楽しみながら、野を越え、海を越えて進みます。
かけらを見つけますが、小さすぎたり、大きすぎたり。
ぴったりだと思っても、落としてしまったり、きつくくわえすぎて壊れてしまったりします。
そしてとうとう、ぴったりのかけらに出会います。
「はまったぞ ぴったりだ やった! ばんざい!」
ところが・・・。

生涯は、自分探しの旅だ。それも、片道切符。
普通の旅と違って、同じ景勝地に二度と行けない。
他の誰かにはぴったりのパーツも、
それが自分に合うかはわからない。
手に取って、試してみて、具合を確かめなければならない。
やっとぴったりのパーツが見つかって、しばらくは不自由なく過ごしても、
所詮パーツはパーツで、経時化とともにぐらつきが出てくる。
虫歯治療の、詰め物の不具合と似ているかもしれない。
そうしたら、また会うパーツを探しに出かける。
完全に近いものがあったとしても、長い目でみれば、
ほんの一時の至福に過ぎない。
人は生涯、自分とは何かを追い求め、
究極の自分を作る努力なしに生きていけない動物だ。

私たちは遺伝子が組み込まれた、細胞の塊なのだが、
人体は、1日で1兆個もの細胞を入れ替えているという。
不要になった細胞は死んで、
その近辺の元気な細胞を細胞分裂させて2個にし、
その一つを失った細胞に入れ替えて成長させる。
人体の細胞の数は、約60兆個で、
単純計算すれば、毎日1兆個の細胞が入れ替わり、
1ヶ月で30兆個、2ヶ月で60兆個が新しい細胞になるという。

ということは、2か月前の自分と、今の自分は、
異なった細胞で構成されているという、
摩訶不思議な事実に気づくだろう。
年齢が若ければ若いほど、その速度は早まり、
シニアも時間はかかるが、確実に入れ替えが起こる。
だからこそ、けがをしても治癒するのだ。
免疫を高めることが大切なのだ。

体の細胞活性化だけでなく、考え方もこれに倣いたい。
ただし、考え方は自分の意志によるものが大きい。
こうなりたいと考える強い願望が、理想の自分に近づけてくれる。

たまには絵本もいい。忙中閑あり。
立ち止まって、周囲を見渡す余裕が必要だ。

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