ノーベル賞の真鍋淑郎さん、アメリカ国籍で日本には帰らず 「日本の調和の中では暮らすことはできない」

ノーベル賞の真鍋淑郎さん、アメリカ国籍で日本には帰らず 「日本の調和の中では暮らすことはできない」(情報速報ドットコム)

真鍋氏の言葉が重い。
私たちは、「日本人がノーベル賞を受賞した」と手放しで喜んではならない。
なぜなら、氏の発言のうち
「日本の調和の中では暮らすことはできない」は、
日本への痛烈な批判である。
偉業を成しえた人が、母国でその実力を発揮することができなかったため、
致し方なく、アメリカに移住し、国籍まで変更された。

氏のリビングの壁には、井上靖直筆の、
日本語で書かれた大きな詩が、2つの額に収められ、飾られている。
痛烈な批判と、日本語の額。その対比に、何を見るか。

直截多岐には言及しないものの、
その背景には並々ならぬご苦労が見え隠れする。
野口英世の名が彷彿とした。

不思議である。
この国の人は、実力がある人を正当に評価できないきらいがある。
また、公的機関からの研究への投資も不十分であり、
肝心なところへ予算が投入されていない感がある。
学閥がどうの、年齢がどうの、順番がどうの、
時の為政や者のお眼鏡にかなわなければ、徴用されない。
だから、野口英世や真鍋さんのような有能な頭脳が、海外に流出する。
イチローや、大谷翔平のような偉大なプレーヤーがメジャーに行ってしまう。
本来、叙勲をもらえて当然の功績がある人物も、
業界の推薦がなければ評価されない。

令和の世になった今、こうしたしがらみがなくならなければ、
優秀な人物の海外流出を防ぐことはできない。
真鍋さんは、90歳の栄誉の場で、
これまでの思いを、憤懣やるかたない思いを、
初めて語ることができたのではないだろうか。
私たちは、この言葉を重く、真摯に受け止めなければならない。

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