砂浜彩る月見草 童謡「月の沙漠」モデル 千葉・御宿の海岸で見頃(千葉日報オンライン)
御宿の月の沙漠。幻想的だ。
ゆったりと物悲しい歌詞が書かれたいきさつに、
とんでもない論争があったようだ。
まずは、沙漠の「さ」。砂でないことの意味はとの疑義。
大正から昭和初期に叙情的な挿絵画家として人気を博した「加藤まさを」が
結核の療養で訪れていた御宿で書いたという歌詞。
ここの砂がみずみずしかったので、サンズイにしたという説。
次に、モデルの海岸はどこか論争。
出身の現静岡県藤枝近くの、静岡県焼津市(旧大井川町)の吉永海岸説。
結局、ご本人は、月の沙漠記念館ができた御宿がモデルと公言していたのだが、
あきらめきれない藤枝市は、御宿町観光課に質問状を出したとか。
さらに、歌詞の中には、事実との差異があるとのこと。
実際、砂漠に行ったことがない作者は、
現地で水を運ぶ際、革袋を利用するところ、甕を使ってしまった。
金属を用いると、砂漠ではとてつもなく熱くなるため、それは不可能。
担ぐラクダがかわいそうである。
また、たった二人で砂漠を旅すれば、
たちまちベドウィン(遊牧民族)にやられてしまうこと…など。
さらにこの二人、作者の実生活に重ね、
前途を悲観したものであったようだ。
実は作者には恋人と子どもがいたものの、
親の反対で結婚できなかったのだそうだ。
その心象が、何も言わずに、
トボトボと歩くさまを描いているという説もある。
いずれにせよ、異国情緒あふれる月の沙漠。
今、花とのコラボが素晴らしいことは間違いない。
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