国の借金、過去最大の1255兆円 1人当たり1000万円超 6月末(時事通信)
国の借金が1人当たり1000万円超。
安閑としていられる数字なのかはなはだ疑問である。
赤字国債の累積については、随分前から取りざたされているが、
借金は膨らむばかりだ。
個人に置き換えてみよう。
1000万円の借金の返済は容易でない。
国税庁「令和2年分 民間給与実態統計調査」によると、
日本人の平均年収は約433万円、
厚生労働省「令和3年賃金構造基本統計調査の概況」、
「毎月勤労統計調査 令和3年9月分結果」、
「毎月勤労統計調査 令和4年2月分結果」によると、
年収の中央値は約399万円ということである。
そうすると、平均的な年収を400万円としても、
2.5年の間、国民全員が飲まず食わずのタダ働きをしなければならない計算になる。
国民には、収入を得ることができない子供やシニアが含まれているとすると、
その返済額は2.5年では利かず、とてつもなく膨大であることが分かる。
雪だるま式に膨れ上がるまで、政治は放置していていいのか。
次の世代が何とかするだろう…では済まされないはずなのだが。
借りたら返す。それは当たり前の事。
その道すがらが、国にはできているのか…
次世代に、負の遺産を、できるだけ引き継がせたくない。
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