元裁判員の賠償請求

元裁判員の請求棄却=ストレス賠償訴訟で判決―制度合憲と判断・福島地裁(時事通信)

裁判員制度が始まってから久しいが、私の周りで裁判員に選任された人の話を聞かない。しかし、選ばれたなら、馳せ参じなければならないのであるから、この話題はとても他人事とは思えない。職業裁判官でない人に、たとえ証拠であっても、配慮せずにすべて見せることが本当に妥当なのか?他にとるべき方法はなかったのか?

かくいう私も、出血や死体には極めて弱い。それが原因で、心筋梗塞や脳溢血になったらどうするのか?

判決は、「裁判員候補者には選任手続きでの辞退が認められており、精神的負担で発症した場合などには補償が受けられる制度もある」と指摘。単に、そうしたセーフティーネットの存在を理由として、裁判の証拠として遺体写真を見たこととASDの発症には、因果関係があると認めたものの、棄却というのであれば、今後「選任手続きでの辞退」する人が多数を占めるのではないか。そして、裁判員制度自体が立ちいかなくなることを懸念する。

まだまだ、この制度における課題も多そうだ。

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