愛犬しつけに保育園時代?

愛犬しつけに保育園時代? 専用バッグでバス通園…“先生”は犬(産経新聞)

時代は間違いなく変わってきている。
一昔前まで、犬は番犬であった。人間さまがエサを与え、散歩に連れて行く代わりに、犬は番犬として家を警護する役割を担っていた。
それが今ではどうだろうか。いわば、子供の代わりである。確かに、核家族が進み、配偶者に先立たれたご年配の方は、ひとり暮らしが少なくない。
また、生涯未婚率が増え、また、晩婚化により、子供を持たない人たちも少なくない。そうした人たちが、心を通わせ、寄り添って生きるペットを欲するのに理由はある。
したがって、今では犬をはじめとするペットは、正真正銘「家族」であり、人間とって、かけがえのないパートなーなのである。
そうすると市場は、ペットを子供に擬制して新たな商品やサービスを提供する会社が誕生するのであろうか。
犬でも洋服を着用し、雨の日にはレインコートを着せて散歩する。アニバーサリーには、犬用のケーキが用意され、もちろんホテルへの宿泊も同伴。
心のよりどころのペットは、家の中で人間と共に暮らし、ただ、そこに存在するだけで、重宝される。
しかし、このままでいくと、飼い主とペットの立場が逆転してしまうのではないだろうか。
ペットが犬の場合には、特に、家族は群れとしての統制を欠くことになる。
犬は、余り大切にされると、自分をボスと勘違いし、何かしら思い通りに事が運ばないと、人間に対して癇癪を起こし、威嚇するようになるのではないかと危惧するものである。
そこで、最低限のしつけを教える「犬の保育園」なるものが台頭してきたのであろうか。
犬にもしっかりと教育を施して、共生し易い環境を整えなければならないのは確かだ。
しかし、とにもかくにも、時代は変わった。昭和のにおいが懐かしく思われる。

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