資格詐称で、給与「1億数千万円」返還せよ!

最上地区の県立高教諭、免許なく32年間指導 4校7700人、保健体育を担当(山形新聞)

「女性に支給された給与は1億数千万円に上り、県教委は今後、返還請求」
社労士として、最も興味をそそるのが、この点である。
免許がない教諭に授業された生徒に、
何か不利益が生じたのだろうか?
実態において、発生した損害は何なのだろうか?
一応、7700人の子供たちは、免許がない教諭から保健体育の指導を受けて、
免許がある教諭から授業されたのと同じように、立派に高校を卒業している。
彼女は、32年間もの長期にわたり、「免許がない」ということを除いては、
他の教員と遜色なく、職務をこなしてきたわけだ。
確かに、資格を詐称することは悪いことである。
しかし、32年の間に、確認する機会がなかったというわけではあるまい。
その確認を徹底しなかった県教委にも手落ちがある。
「免許がある」教員と、遜色ない労働の提供を受けている以上、
1億数千万円の給与全額の返還請求は、いくらなんでも酷ではないか?

法はバランスである。
この女性教諭が、請求額を全額支払う資力があり、
文句を言わず自ら支払えば、この問題は解決する。
しかし、女性教諭が支払いをしなければ、裁判となり、
司法の判断が明らかにされるだろう。
どのようなジャッジがされるか、結末が気になる事案である。

□□□ランキングに参加中です□□□
□□□クリックお願いします!□□□


にほんブログ村 士業ブログ 社会保険労務士(社労士)へ</a><br /><a href=にほんブログ村

Comments are closed.