業務上の過失による損失補填は、誰がする?

<プール水流失>「個人に弁済させるべき?」 教諭ら全額負担で波紋 /千葉(千葉日報オンライン)

職務におけるうっかりミスが、大きな損害を発生させる。
この損害を、誰が賠償すべきか。
金額が大きいだけに、責任の所在は明確にされるべきであろう。
しかし、実務において、教育委員会によって取扱いはバラバラとのこと。
感覚的には、故意または重大な過失が存在しない以上、
個人に全額負担させることは酷である。
また、校長、教頭など、損害を発生させた職員の上司までもが、
ただ、上司というだけで、
学校単位で部下の過失を全額弁償しなければならない
とすることにも違和感を覚える。
自主的に弁償することに対してまで、
異論を唱えるつもりもないが、
それが慣行となり、暗黙の内に個人の意思とは関係なく、
その全額の支払いを強要される状況が
つくられるようなことがあってもいけない。
ちなみに、職員個人を対象として、
その業務における行為や結果に起因して、
住民訴訟や民事訴訟を提起されるリスクが高まっていることから、
「公務員賠償責任保険」なるものが存在するという。
誰がどの様な損害に対してどれだけ賠償するのか。
不測の事態に備え、採用の際、あらかじめ定めをしておく必要があるだろう。

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