<パワハラ>労災認定男性「続くと脱出困難」

<パワハラ>労災認定男性「続くと脱出困難、早めの相談を」(毎日新聞)

人の、環境への適用能力には素晴らしいものがある。
最初は違和感を持っていても、とりあえず目先の困難を回避しようと
自分の中に芽生えた疑問の芽を摘んでしまうと、
それが常態化して、おかしいとすら感じなくなるから恐ろしい。
仕事においても、おそらくそのようなメカニズムが働いてしまうのだろう。
そして、徐々に心と健康をむしばんでいく。
人が人らしく働くために、どうしたらいいのか。
他方、労働者側にも問題はないのか。会社は、社員が共通の目的に向かって、利益を生むために協働する場である。
よって、その職務には集団として、共同する歩調が求められる。
先日、たまたまつけていたテレビで、パワハラと訴えられ、悩む上司のドラマが流れていた。
「上司は、きわめてマイペースな仕事ぶりの後輩を指導したことが、この労働者からパワハラを受けたと主張される。
労働者は労災認定を要求し、認められなければ訴訟を起こすと言って譲らない。
上司は、自分が意に反し、謝罪して始末書を書けば事態は収まると分かりつつも、やはり納得できない。…」
といったストーリー展開だが、理不尽な労働者の要求に、痛く上司へ感情移入した。
この手の話は、双方の言い分を十分斟酌して、解決策を模索していかなければならない。
「パワハラ」は、労使にまつわる、永遠のテーマである。

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